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1midarezakioukamidarezakiouka   ( ^ω^)ブーンは鬱病になったようです

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/24(月) 14:42:17.74 ID:6dkyNj4W0

まだ改善の余地はあるなと思いつつ投下します

プロローグ

(ヽ´ω`) 「死にたいお・・・」

何度同じ言葉を呟いただろうか・・・

(ヽ´ω`) (けど・・・死んだら何も残らないお・・・)

何度同じ考えを浮かべただろうか・・・

(ヽ´ω`) 「結局・・・何も変わらないんだお・・・」

何度同じ日々を送って来ただろうか・・・

(ヽ´ω`) 「やっぱり僕は・・・いないほうがいいんだお・・・」

僕は何度・・・同じ結論を導いただろうか──────



( ^ω^)ブーンは鬱病になったようです






~ ニュー速市 VIP病院 ~

ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・

機械的な音だけが響き渡る病院のとある一室。

その一室のベッドにはまだ若いながらも、痩せ細った人物が横になっていた・・・。

(ヽ´ω`)「・・・・・・・・・」

彼の名は内藤ホライゾン。

友人達からは『ブーン』という呼び名で呼ばれていた。

彼は重度の鬱病にかかっていた。

医者も見離しかねない程に・・・。

鬱病にかかる前・・・、彼は明るく陽気な少年だった。

周りから見れば彼は、悩み事なんてあるんだろうか?と言った程に明るかった。

高校に入り、ブーンは急に変わった。

日に日に痩せ衰え、昔の様な明るさも無くなり、次第には学校にも来なくなった。

周りはその変化に驚いた。

あそこまで明るく陽気だったブーンが変わっていく姿は周りの目から見ても明らかだった。

そして、一番驚いたのは母だった。

明るさだけが取り柄の自慢の息子が、日に日に変わっていくのは見るに耐えない姿だった。

母は友人、知人に相談し、病院に連れて行くことを決意した。




そして『鬱病』と診断されたのだった・・・。



原因は不明。

医者は精神的な物の可能性が高いと言ったが、その精神的な物の原因が何かは分からなかった。

ストレスなのだろうか?友人関係なのだろうか?

母は、ブーンの親しかった友人達に何か知らないか話を聞いたが、皆が口を揃えてこう言った。


「分からない・・・。」


と・・・。友人達は、『むしろ自分達が原因を知りたい』と言う風だった。

そして・・・原因が分からないままブーンはそのまま病院へ入院する事が決まった。

今は、ブーンはその明るかったと言う面影を感じさせないほどに痩せ細り、悩み、苦しんでいた─────


─────────────────────────────

~ 同所 診療室 ~

カチ・・・カチ・・・カチ・・・カチ・・・。

時計の針の動く音だけがし、沈黙だけが流れ、暗い雰囲気の部屋。

そこにはブーンの母と医者がいた。

しばらくして、彼女は沈黙を破った。

J( 'ー`)し「ブーンはどうなんでしょうか・・・?」

/ ,' 3 「まだ・・・なんとも言えませんな・・・。」

私は声を張り上げた。

J(# 'ー`)し「そんな!?ブーンはあそこまで苦しんでいるんですよ!?」

/ ,' 3 「落ち着いてお母さん!治してやりたいと言う気持ちは当然ある・・・。」

J(# 'ー`)し「だったら早く!」

一瞬の沈黙・・・。そして医者は語る。

/ ,' 3 「しかし・・・鬱病の場合は、個人の気持ちが一番重要なんですよ・・・。」

J( 'ー`)し「・・・ッ!」

/ ,' 3 「治しては上げたい・・・そういう環境も整えた。

しかし・・・鬱病を治すには彼・・・ブーン君の意思、つまり気持ちが大事なんですよ!」

そして、また沈黙・・・。気づけば、私は泣いていた。

J( ;ー;)し「私達は・・・何も出来ないって・・・言うんですか・・・?」

/ ,' 3 「そうではないんです・・・ただ・・・限られているんですよ・・・出来る事が・・・。」

私は、また声をあげ・・・そして泣いた。

J( ;ー;)し「うわああああああああああん!!!」



そして数十分後、医者との話もひと段落がつき、私は涙を拭きながら病院を後にした。

J( 'ー`)し「ブーン・・・きっと治してあげるからね・・・。だから・・・ブーンも頑張ってね。」

─────────────────────────────

日は沈み、夕日ももうすぐ落ちてしまおうとしていた。

家に着くと、自然とため息がこぼれた。

J( 'ー`)し「はぁ・・・」

病院での事を思い出すとため息しか出てこなかった。

そして、医者との会話を思い出すと涙がこぼれそうになった。

ピンポーン!

唐突にインターホンが鳴った。

J( 'ー`)し「誰だろう・・・?」

私はこぼれそうになった涙を拭き、そう呟きながら玄関へ向かいドアを開けた。

('A`)「ども・・・。」

(´・ω・`)「こんばんわ。」

ξ゚⊿゚)ξ川 ゚ -゚)「お久しぶりです。」

( ´_ゝ`)(´<_` )「夜分にすいません。」 </ppp>

驚きの来訪客だった。

J( 'ー`)し「あらあら・・・お久しぶりね」

彼らは、ブーンの同級生であり、仲の良い友人達であった。

今では高校を卒業し、社会人となり働いていると聞いていた。

J( 'ー`)し「取りあえず、玄関で立ち話も悪いから、家の中で話しましょう?」

(´・ω・`)「すいませんね・・・。」

そう話すと彼らをリビングへ案内した。

J( 'ー`)し「狭い家でごめんなさいね。今からお茶を持ってくるから」

川 ゚ -゚)「いえいえ、お構いなく。」

( ´_ゝ`)(´<_` )「あ、これはお土産です。」 </ppp>

J( 'ー`)し「わざわざどーも。」

軽い雑談の後、友人の一人ドクオが口を開いた。

('A`)「あの・・・ブーンは・・・今どんな感じですかね・・・?」

沈黙が流れる。みんなブーンの母を見つめ・・・その口から出る言葉を待った・・・。

私はその沈黙を破るべく、重い口を開いた

J( 'ー`)し「まだ・・・治ってないのよ・・・」

また、沈黙が流れる。

みんな下を向き、次に誰かが話すのを待つようだった・・・。

ツンが沈黙を破る。

ξ゚⊿゚)ξ「それでも、前よりは良くなったんですよね・・・?」

J( 'ー`)し「・・・・・・」

何も言えなかった。

前よりは良くなっている筈なのに、その質問に肯定の返事をする事が出来なかった・・・。

寝たきりのままなのに良くなっていると言えるのだろうか?そう思うと、口が開かなかった──

沈黙を破るかの様に唐突に電話が鳴った。

私は慌てて受話器を取る。

J( 'ー`)し「も、もしもし?」

/ ,' 3 「もしもしVIP病院ですが!夜分にすいません。緊急の連絡でして!」

J( 'ー`)し「ブーンに何かあったんでしょうか!?」

つい、声を荒げてしまった。

来ていた友人達も何事かと顔を見合わせる。

/ ,' 3 「至急病院へ来てください!ブーン君が首をつっている所を見回っていた看護師が発見しまして!」

J( 'ー`)し「ブーンが・・・首を?!」

(;'A`)「なんだって!?」

(;´・ω・`)「ただ事じゃないね!すぐに病院へ行こう!ママさんはやく!」

私は、膝をつき、受話器を手から落としてしまっていた。

ドクオ達が呼びかけるが最早何も聞こえていなかった・・・。

J( ー )し「ブーンが・・・なんで・・・。なんで・・・?」

ドクオとショボンの車に分かれて全員が乗り込み。大急ぎでVIP病院へ向かった。

(;'A`)「くっそ!ブーン無事でいてくれよな!」

(;´・ω・`)「大丈夫かな・・・嫌な予感がするよ・・・。」

病院へつくとすぐに受付へ行き治療室前へ案内してもらった。

受付の人の話によると、既に意識はなく、重態だと言う。

冷静さを取り戻したブーンの母は藁にもすがる気持ちで願っていた。

J( 'ー`)し「あぁ・・・ブーン、無事でいてね・・・!お願いだから・・・神様・・・助けて・・・!」

永遠とも感じるほどに長い時間・・・。

治療室のランプはまだ消えなかった・・・。

( ´_ゝ`)「俺らがついて・・・あれから、まだ1時間ぐらいか・・・。」

(´<_` )「まだ、終わらないみたいだな・・・。」 </ppp>

と、話をしている時ランプが消え、扉が開き医者が出てきた。

全員が駆け寄る。

J( 'ー`)し「ブーンは!?ブーンは無事なんですか!?」






返って来た答えは・・・私を絶望のどん底に突き落とすには十分な答えだった・・・。

/ ,' 3 「・・・最善は尽くしました・・・。しかし・・・ブーン君は・・・。」

脳はそれを理解しなかった。いや、理解しようとしなかった。

しかし、現実は嫌でも理解させようとした。それを理解するのに最早、時間は掛からなかった・・・。

J( ー )し「────ッ!」

その瞬間から・・・時は水の様に流れていった・・・。

─────────────────────────────

葬儀が終わり、数日後、私は自宅で一通の手紙を読んでいた。

それはブーンが死ぬ前に書いたと思われる母への手紙であった。

手紙の文字は震えた手で書いたような字だったが内容は驚きの物だった。

───母へ

( ^ω^)「たぶん、この手紙を読んでるって事は僕はもう死んでしまっているお」

( ^ω^)「母ちゃんには迷惑をかけてばかりだったお。馬鹿な息子でごめんなさいだお」

( ^ω^)「学校での生活は楽しかったお。周りも仲の良い友達だらけだったお」

( ^ω^)「ただ一つずっと悩んでたお。たぶん、それがブーンが鬱病になった原因だと自分では思ってるお」

( ^ω^)「それが母ちゃんの事だお」

J( 'ー`)し「わ、私の事?」

私は驚いた。まさか悩んでいる事の一つが自分の事だったからである。

( ^ω^)「母ちゃんが父ちゃんと離婚してずっとブーンを一人で育ててきてくれたお」

( ^ω^)「家計が苦しいのも知ってたお。それでも、ブーンを高校に行かせようとしてくれたお。」

( ^ω^)「ブーンは絶対親孝行するおって誓ったお。」

( ^ω^)「だけど・・・ブーンは馬鹿だったお。勉強も出来ないしスポーツも得意じゃない。」

( ^ω^)「ただ明るさだけが取り柄だったお。」

( ^ω^)「ブーンは考えたお。どうすれば母ちゃんに親孝行できるか。」

( ^ω^)「けどそれは、勉強とかが出来ないと駄目な事だったお。」

( ^ω^)「そういうのを考えるうちにだんだんと一つの考えが出てきたお」





(  ω )「自分はただ母ちゃんを苦しめているだけ何だって」

J( 'ー`)し「───ッ!」

(  ω )「そう考えたりしてるうちに、自分がいなくなれば母ちゃんが楽になるんだおって思い始めてきたんだお」

(  ω )「死にたいとも考えたお。だけど死んだら何も残らないんだおって思ったりもした。」

(  ω )「結局何も変わらなかったお」

(  ω )「だから僕は・・・何も変わらないなら死んでしまおうと思ったんだお・・・。」

( ^ω^)「母ちゃんには感謝しているお。楽しいことも一杯あったからね。」

( ^ω^)「最後に一言書かせてくれお・・・。」

( ^ω^)生んでくれてありがとう。だけど、苦労ばかり掛けてごめんなさい───────




涙が止まらなかった・・・。

まさか自分のせいで息子を傷付けていたとは・・・。


しかし、現実は無常な物だった・・・。

それに気づかせても・・・、ただ、悲しみと絶望しか与えてはくれなかった─────。

                                                     完

 ブーン系総合より

返信2007/09/24 14:52:10