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1midarezakioukamidarezakiouka   ( ^ω^)ブーンが思い込むようです

お題

ペンは剣よりも強し

沈み逝く豪華客船

('A`) が侍

逃げてるのか、追ってるのか

61 :( ^ω^)ブーンが思い込むようです:2007/10/01(月) 00:59:14.69 ID:B+tC6kbS0

ドコだ。ドコに逃げやがった。

船室の扉は手当たり次第全て開けた。隠れそうな場所も全て探した。

あの憎たらしい薄笑いを貼り付けた顔、忘れるはずがねぇ。

動力部を破壊したまでは良かった。

それでこのナントカっていう豪華客船は沈没。

パニクってるカスどもを手当たり次第殺し、頃合を見て脱出。

そういう手はずだった。

いつも通りの簡単な日常だったはずだ。

それを、あの野郎…!!

タネは分からねぇが、船員も客も全員消しやがった!

俺がぶっ斬ろうとした女、い~い顔になってたのに…!!

目の前で、消えやがった!

何がなんだかサッパリだ。

挙句にあの野郎、「俺を捕まえてみろ」ときた。


絶対許さねぇ。

絶対殺す。

顔を恐怖に歪ませて、何度も何度も斬り殺す。

何度も何度も斬って斬って斬って斬って斬って斬って

斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って

斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬って

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロスコロスコロスコロス

コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス

コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス

コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス

ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ



殺してやる!!!

しかし…肝心のあいつはドコだ?

中は全部探した。全て調べた。

このままなら船内は水浸しになる。

とすれば……外か!!

勢いよく最後の扉を蹴りぬく。


( ^ω^)「………」


やっぱりいた。甲板の端、およそ20m先。

そこに、あの薄笑い野郎がいた。


(*゚∀゚)「ヒャッハー!!鬼ごっこは終わりだ!!

     ここに逃げ場はねぇぞ!!」


( ^ω^)「………」


殺されるってのにまだ笑ってられるか。

これからその笑いを恐怖と後悔と苦痛に染めてやれる。

そう思うと、自然と笑みがこぼれる。

頭が真っ赤になり、力が全身に滾る。

体勢を低くし、右足を大きく前へ出す。

両手で大剣を握り直し、左脇に構える。

終わりだ。

この大剣と構えを見た奴は全員油断してきた。

こんな重いものを振り回してるやつに敏捷な動きは出来ないってな。

てめぇら凡人と俺は違うんだよ。

こんなに軽い剣はねぇ。

こいつに斬れないものもねぇ。

凡人どもは持つことすらできねぇらしいが、理解できねぇ。

まして今はこの距離。

あいつも油断してるんだろうが、そのまま死んどけ。

勢いよく地を蹴る。

―同時に、あいつの元へ踏み込む。


(*゚∀゚)「ッラァ!!!!」


力任せに両腕を振り切る。

いつもの手ごたえ、血飛沫が…ない。


(;*゚∀゚)「なっ!?」


ドコだ。

振り向くと、俺がさっきいた場所―およそ20m先の所―にやつはいた。

( ^ω^)「快楽殺人者、ツー・サノワール。

        1つ聞きたい事があるお」


やつの声がする。

俺の顔も有名になったな。こんなとぼけた野郎まで知ってるとは。

小さい声だが、はっきりと聞こえてくる。

それが余計に胸糞わりぃ。


( ^ω^)「誰にその力を教えてもらっただお?」


…力?教えてもらう?

何言ってんだ?


(*゚∀゚)「何言ってんだてめーは。

     冥土の土産に教えてやるが、

     俺はずっと一人で生きてきた。

     誰にも力もクソもねー…よ!!」


言い終わると同時に、またあいつの元へ踏み込む。

今度こそ決まった。避けられるはずがねぇ。

なのにまた、俺の大剣は空を斬る。

今度のあいつは、背後の15mほど先にいた。

なんなんだあいつは?訳が分からねぇ。

我慢が出来ず叫んだ。


(#*゚∀゚)「てめぇ!!チョコマカ逃げてんじゃねぇ!!

      さっさと俺に殺されろや!!」

( ^ω^)「…それは違うお」

(#*゚∀゚)「あ゛ぁ?」

( ^ω^)「君がブーンを追っていたのではなく、

        ブーンが君を追っていたんだお」


わけの分からない事を言って、あいつ―ブーンは懐から何かを取り出した。

銃…じゃないな。


…おい、なんだそりゃ?ふざけてんのか?

あいつが取り出したのは、ガキ向けの筆記用具。

(#*゚∀゚)「てめぇ…まさかそのロケット鉛筆で俺を殺そうってのか?」

( ^ω^)「ちょっと違うお。ロケットペンだお」

(#*゚∀゚)「ハハッ。ペンは剣よりも強しってか?

      …救えねぇよ、お前。もういいよ。

      死ね」 

今までにない程の力を込めて、地を蹴りこむ。

瞬間、右の太ももに激痛が走った。

(;*゚∀゚)「グッ!」

前のめりのまま甲板に倒れこむ。

痛んだところから血が流れ出る。

くそっ、やっぱり銃を隠してたか!?

慌てて起き上がり、やつを見た。

……なんだありゃ?

あいつの周りに何かが浮かんでいる。

やつがロケット鉛筆の芯を投げて…

その芯が、浮いてる?


( ^ω^)「そう、これは『ロケット』ペン。

        だったら、『これはロケット』だ。

        そう『思い込め』ば…!」


何言ってるか分からねぇが…

まさかこいつ。

ロケット鉛筆の芯を俺に打ち込んだってのか?

はっとして後ろを振り返る。

真っ赤に染まった芯が転がっていた。

なんだこいつは。やばい。

こんなやつ、深追いするんじゃなかった。

さっさと逃げ出すべきだった。

追いかけたばかりに、追い詰められた。


(;*゚∀゚)「ふざけんな!そんな魔法みてぇな力…

      俺は認めないぞ!!」

( ^ω^)「君が認めなくても、ブーンが『思い込んだ』んだお」


そう言ってる間にもあいつは芯をドンドン投げていく。

あいつの周りにある芯がドンドン増えていく。

鈍い色の先が、全てこっちを向いている。

おい、まさか。やめろ…やめろ!!

あいつが握り締めた右手を高く掲げ、

こっちに突き出すと同時に開かれた。


( ^ω^)「全弾発射」







全身の激痛と共に目の前が闇に染まった。








―数十分後。

目の前の空間に亀裂が入る。

('A`) 「ちーす。ブーンお疲れさん」

(;-v-)「お、お、お疲れさまです」


ドクオがピックルと共に現れた。

いつものようにドクオは着流し、ピックルは燕尾服。

他人が見たらどういう組み合わせに見えるのだろうか。

( ^ω^)「二人ともお疲れだおー」

('A`) 「あーあー穴だらけにしちゃってまぁ。

     かーわいそうに」

( ^ω^)「…本当にかわいそうなのは、

        こいつの快楽のために殺された人達だお」

('A`) 「ま、それもそうだな。

     そんで、こいつはどうだった?」

( ^ω^)「それが、誰にも教わってないらしいお。

        だから…」

(;-v-)「バ、バ、バイオレンツとは関係ないんですね」

('A`) 「そりゃざーんねん」

(;-v-)「で、でもでも、こっこれできょきょきょ凶悪な人が一人消えたと思えばば…」

( ^ω^)「そして被害者の人の無念を、少しでも晴らせればと思うお」

( ^ω^)「ピックル、船に乗っていた人たちの記憶は…」

(;-v-)「はは、はい、ちゃちゃんとツツツーって人の記憶だけをけけ消しておきました」


そう言ってピックルはヒラヒラと手帳を振りかざす。

良かった。

それだけが不安だったが、これで安心だ。

無関係な人は巻き込みたくない。


( ^ω^)「それじゃあ、帰ろうかお。

        船もそろそろ沈むし、頼むおドクオ」

('A`) 「ちょっと待ってくれ。

     刀で空間を斬りつなげるってのは『思い込み』が難しくてな…」

(;-v-)「はは早くしないとぼ僕達まで…」

(;'A`) 「わーかってるから、落ち着け」

('A`) 「…よし」

腰に携えた刀で、一瞬のうちに居合い抜き。

次の瞬間、音も無く目の前の空間に亀裂。

相変わらず便利な『思い込み』だと思う。

そこに自分達が入っていき、甲板にはツーの死体だけが残された。


結局、今回もバイオレンツの関係者ではなかった。

でもこうやって凶悪犯を当たっていけば、いつか、きっと。

そう前向きに考えながら、自分達の組織「アミル」本部へと歩を進めた。


  • ( ^ω^)ブーンが思い込むようです 終わり-

ブーン系総合より

返信2007/10/02 19:13:39