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17jigendaddyjigendaddy   第十二話 ロイド襲撃 前編

671 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:30:04 id:qNw8HVWU0
売れないお店
第十二話


ロイド襲撃 前編

'

672 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:32:21 id:qNw8HVWU0
~ロイドの街~

(;'A`)「これは……」

(´<_`; )「まじでか……」


 ロイドを囲む北壁はぼろぼろ。
 民家や店が焦げ付き壊された跡。
 そして……


(;'A`)「騎士塔が……」

(´<_`; )「跡形もないな……」


 周りより頭1つ抜けて高いはずの騎士塔が崩されている。
 寮や食堂、大聖堂も機能してそうにはない。

674 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:35:28 id:qNw8HVWU0
 有事の際にはここを開き避難場所として提供される。
 そのためここは頑丈に作られてるはずなのに……


(´<_`; )「あの騎士塔がこうなるとは……
     大騎士はどうしたんた?」


 そうロマネスクさんだってここにいたはずじゃないのか?
 どうして……
バサッバサッ


( ;´_ゝ`)「ドクオ!弟者!街の南西に来てくれ!
     そこの広場に簡易的な拠点が作られてる!
     俺は店から薬草を持ってくる!」

(;'A`)「分かった!全部持ってきてくれ!」

(´<_`; )「南西か、行こう」


………………………………………………

676 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:38:25 id:qNw8HVWU0
~ロイドの街・南西の広場~

痛え……    あれがドラゴンだったのか……?
    おい!他に手空いてるやつは!?
 しっかりしろ!騎士だろ!?
          急げ!こっちだ!  
      包帯届きました!
  おい!誰か来たぞ!
            知るか!


(;'A`)「まるで……」

(´<_`; )「地獄だな」


 あたりには包帯を全身に巻かれている人が大量に寝ている。
 そして皮膚が焼けた匂い……
 その周りでは人が慌ただしく動き世話をしているが……
 ……明らかに人手が足りていない……


<おい!

('A`)「!」

677 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:41:26 id:qNw8HVWU0
(十)「申し訳無いがここは今は一般人の立ち入りを禁止している!
   家を無くした方なら役所で申請す……」

(;'A`)「いや、私は大樹の森の方で店を出してるドクオといいます。
   先ほど旅から帰ってきたので何が起きたのか分かっていませんが何かお手伝いできますかね?」

(十)「ドクオ……というとあの道具屋か!
   金なら後で支払う!
   薬草などの治療に使える物を全て売ってくれ!」

(;'A`)「それは勿論です。
   馬車にウオマ草もあります。
   苦しんでる方に使ってください」

(十)「!。済まない!助かる!
   おい!ウオマ草が来たぞ!運べ!」

(;'A`)「あ、少しだけ残しといてください」キコエタカナ……
'

679 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:46:03 id:qNw8HVWU0
 結局俺らはもう手伝える事がなくなってしまった。
 ……しかし想像以上に被害が出てるが、街の南に行けば行くほどどうやら被害は小さくなっているみたいだ。
 ただ……北の方にあった病院や騎士塔が失われてしまったらしい。


(´<_`; )「……なぁドクオ。ドラゴンだと思うか?」

(;'A`)「多分ね……そうじゃなきゃここまでやられないと思うし」

(´<_`; )「だよなぁ……しかも騎士塔を崩せる大きさか……」


 騎士塔を崩すにはガルナ程度の大きさでは無理。
 更に家を燃やすのだってガルナの炎じゃ耐火の魔法やウォーターメイルで耐えられる。
それよりも更に強いドラゴンか……

680 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:49:22 id:qNw8HVWU0
(´<_`; )「これ以上ここにいても仕方ないな。
     一度帰るか?」

(;'A`)「弟者は先に帰ってて、俺はショボンの事務所に行ってくる」

(´<_` )「分かった」


ショボンの事務所は被害地域では無いはず。
無事だと良いんだけどな……
……良かった。建物は無事だな。


(;'A`) コンコン

<すみません!今忙しいので御用の方はポストに要件など書いた紙を投函しておいてください!

681 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:51:46 id:qNw8HVWU0
本人も無事だったか……良かった……


(;'A`)「ショボン。俺だ」

<ドクオ!?入ってくれ!
ガチャ
(;'A`)「ショボン、無事で良かった」

(´・ω・`;)「それは僕のセリフだよ……
      って腕!大丈夫!?」

(;'A`)「あ、ああ。少し折れただけ」

(´・ω・`;)「だけって……もしかしてドラゴン?」

(;'A`)「それが……分からん」


ショボンに狼翁山で起きた見えない何かについて話す。
ついでに魔法のことも言ってみるか……


………………………………………………

682 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:56:28 id:qNw8HVWU0
(´・ω・`)「……魔法については分からないけど……
      見えない何か……ね。
      多分雷龍じゃないかと思う」

(;'A`)「雷龍?」

(´・ω・`)「うん、雨も降ってて見えない何か……
      僕の見つけた資料にもそれらしき記述があったんだ」

(;'A`)「……正直情報があったんならドラゴンの情報も欲しかったな……
   対処法とか考えたかったし……」

(´・ω・`;)「ごめん。
      手紙が届く頃には正直いないと思ってたんだよね」トオイシ


まぁそうか……
王都からじゃドラゴンの情報が来てもとても間に合わないもんな……
よし、とにかく後はショボンの範疇だ。
こいつなら情報をまとめて何か掴むだろ。
それよりもだ

683 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 00:58:29 id:qNw8HVWU0
(;'A`)「じゃ悪いが次は俺が聞かせてくれ。
   予想は少し出来るが……ここでなにがあったんだ?」

(´・ω・`)「……炎龍が襲ってきた」

(;'A`)「……やっぱりメルト火山から?」

(´・ω・`)「住処を知ってたの?」

(;'A`)「あそこの村にあった本で……そうだ!
   村は無事か!?メルトの!」

(´・ω・`)「……それも含めて話すよ」

(;'A`)「……」

(´・ω・`)「まず山の頂上で炎龍が現れたらしい。
      ……あそこの掟の一つは知ってる?」

(;'A`)「決まった時期は山に足を踏み入れない」

(´・ω・`)「そう、それ。
      村の人達はこれを破ると山の神に罰をくだされると考えてたんだ」

684 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:00:05 id:qNw8HVWU0
('A`)「知ってる。……でもあれは数ヶ月前に終わってるはずだろ?
   関係ないんじゃないのか?」

(´・ω・`)「うん。時期は終えてるね。
      だけど村の人が山に入ったであろう時に炎龍が現れたんだ。
      過去の文献と同じように」

(;'A`)「……まるで見たかのように話すけどまさかショボンも火山に行ってたのか?」

(´・ω・`)「いや、あそこから生き残ってた人に聞いたんだ」

('A`)「!。生き残りがいたのか!」


なんだ、生き残りがいたならまだミルナさんらも生きてるかも知れない。
早く場所を……!

685 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:02:40 id:qNw8HVWU0
(;'A`)「な、なぁ!その生き残りは今何処に?」

(´・ω・`)「……話を一旦聞いて」

(;'A`)「あ、あぁ。そうだな」

(´・ω・`)「えと……そのまま村は焼き払われたそうだよ。
      でもその時は長老が過去の文献に則ってすぐ逃げたからどうにかなったんだ」


おお……荒巻さんやるなぁ。
伊達に家に本を置いてあったわけじゃないな。


(´・ω・`)「それでロイドの北西のホテルに村の人達が泊まったんだ。
      その時に僕も話を聞きに行ったんだよ」

('A`)「なるほど……ん?北西?」

(´・ω・`)「……うん」

686 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:05:38 id:qNw8HVWU0
(;'A`)「まさか……」

(´・ω・`)「……その次の日、ドラゴンが来て村の人達を殺すように街を壊していった。
      関係ない建物もあったみたいだけどね」

(;'A`)「嘘だろ……」ソンナ…

(´・ω・`)「結果生き残ったのは村の鍛冶屋ひとりだけだってさ」

('A`)「!。その鍛冶屋って誰かわかるか!?」

(´・ω・`;)「あ、いや、そこまでは調べてないや。
      ごめん」

(;'A`)「そ、そうか。すまん」


ガルナの鱗を渡したミルナさんならもうしかしたら炎に耐えて生きていたのかもしれない……!
 いや……あそこは鍛冶屋の村だからな……ミルナさんじゃないのかもしれない。

687 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:07:01 id:qNw8HVWU0
(;'A`)「なぁ、そのなんとか生き残った人を確認する事は出来るか?」


正直俺じゃ確認したくてもあそこの簡易拠点にいた人達は全身に包帯をまいてたから判断が出来ない……
あそこに治療の手伝い以外で近づくのもあまりよくないだろうしな……
ショボンの情報収集能力なら……!


(´・ω・`;)「う~ん……厳しいかな……
      それにその人も生きてるけど身体中に大火傷を負ってたらしいから……かなりきわどいね」ショウジキネ

(;'A`)「そうか……」


お互いに話し合える情報は話し終えた。
別れを告げて急いで店に戻る。
兄弟たちとこれからの事を考えないとな……

………………………………………………

688 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:10:10 id:qNw8HVWU0
~道具屋・夜~


('A`)「……どうする?」

( ´_ゝ`)「……このまま引き下がるのは性には合わんな。
     このツルハシはかなり気に入ってる。
     ミルナもいい奴だった」

(;'A`)「まだ死んだと決まった訳じゃ……」

(#´_ゝ`)「それでもだ」

(´<_`; )「でも実際問題……勝てるか?」

(;'A`)「……だよなぁ……」


ガルナでさえ苦戦した訳だからな……
ガルナと同じ弱点ならまだ戦えるがそうじゃなかったらこちらが死ぬ。

689 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:11:56 id:qNw8HVWU0
( ´_ゝ`)「……逆に考えてみろ。
     ドラゴンとまともに戦ったことがあるのは俺たちだけだ。
     このままだとロイドの騎士たちはドラゴン討伐に向かうだろう。
     その時に俺たちがついていけば死ぬ人数が減るかもしれないんだぞ」

(´<_`; )「それは……そうだが……」

( ´_ゝ`)「他でもない俺たちだけなんだ。
     ドラゴンと戦った経験を持ってるのは。
     ……違うか?」

(;'A`)「……」


確かにそうだ。
ロマネスクさんがどうなってるのかは知らないが恐らく炎龍はあの人レベルが集まってどうにかするような生物だ。
それを騎士たちは数で埋めようとするかもしれない。
そうしたら一気に全滅する可能性だってある……
それだけは避けなくちゃならない事だ。

690 名前:名も無きAAのようです:2015/03/22(日) 01:14:26 id:qNw8HVWU0
(;'A`)「……分かった」

(´<_`; )「ドクオ!?」

( ´_ゝ`)「!。だったら」

('A`)「でもまだだめだ。
   情報が少なすぎる。
   もう少しだけ情報を集めてから戦うなら戦おう。
   それぐらいの時間はあるだろ?」

( ´_ゝ`)「……いや、そうだな。少し焦りすぎた。
     すまん」

(;'A`)「いや、兄者の気持ちはわかるから」


さて……2体目のドラゴン戦になるか……
……有益な情報が集めなけりゃな……
とにかくいろいろ準備を進めておこう。


(;ーAー)「ふぅー……よし」


モラ印の護符の買い物、情報収集……あと薬の調合。
片腕の使えない俺でもやれることはいくらでもある。


(;'A`)「ミルナさん……死なずにいてくれよ」


          第十二話 前編

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返信2016/02/09 14:50:31